|
※犬の場合、長毛犬種は短毛犬種に比べて抜け毛の量が少ないことは既にお話しいたしました。 犬の毛を一本抜いてつまみ、静かに手を放すとほぼ真っ直ぐに落ちて行きます。ところが猫の毛をつまんで同じように手を放すと室内の空気の流れに乗って舞っていきます。 猫の毛は犬の毛よりもはるかに細く、軽いのです。 抜け毛の量も猫の方が犬よりもはるかに多いのですから、猫を飼う際には衣類に付く抜け毛対策も重要です。 着ている衣類に付いた抜け毛を外出直前に取るために、猫を飼っているお宅の玄関には、必ずと言っていいほどカーペット用の粘着性お掃除グッズ「コロコロ」が用意されてありますしクローゼットのある部屋には猫を入(い)れません。 「トイレのしつけも簡単です。どなたでも飼うことが出来ますよ。」と決まったセールス文句でお客様にオススメする猫ですが、抜け毛のことはなかなか言い出しづらいのです。 ペルシャ猫やアメリカンショートヘアなどはいまだに人気ナンバーワンの猫種ですが、むだ毛取りを使ってブラッシングしてあげると「こんなに毛が取れてしまってハゲないのかしら!?」と心配になるほどムダ毛が取れていきます。 しかしながらペルシャ猫のような長毛種の場合はブラッシングの際には注意が必要です。 長毛種の猫といっても体を覆う一本一本の被毛が全て長いわけではありません。長い毛もあれば短い毛もあるのです。ペルシャ猫が顔も体もまんまるにそしてなにより優雅に見えるのはこの長い被毛がもつれずに存在する”おかげ”なのです。 「毛がもつれるのを防ぐためにブラッシングを丁寧に行う。このとき長い毛を絶対に抜いてはいけない。」(プロのブリーダーさんから聞いたことです) 長毛種の猫のブラッシングは根気あるのみです。 ブラッシングにはのこぎり状の両目コーム(両目クシ)を使います。 被毛をコームで梳かすと1〜2本の毛(死毛)がコームに付いてきます。コームを入れる毎にこの死毛を取り除きながらブラッシングを繰り返し行います。コームに死毛が付いたままで梳かすと死毛に被毛がひっかかって必要な長い被毛さえも抜いてしまうのです。これではペルシャが優雅に見えません。 また、猫を抱いてしまうと丁寧なブラッシングが出来ません。右手に両目コームを持ち、左手でキャットフードを一粒ずつ投げ与え、猫がキャットフードを食べている隙に右手の両目コームで毛を梳いていくのです。全身のブラッシングを終えるの一時間はかかるそうです。これを毎日続けるのです。 チャンピオン猫誕生の陰には、生まれながらに持ち合わせた遺伝的な美しさだけでなくこのようなオーナー様の毎日の努力が欠かせないのです。 ※余談ですが猫よりも抜け毛が多いのは”ウサギさん”です。 子犬・子猫の専門店 青木鳥獣店 |
| << 前記事(2006/10/22) | トップへ | 後記事(2006/11/27)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2006/10/22) | トップへ | 後記事(2006/11/27)>> |